ぼうけんこぞう

旅と冒険(回遊ともいう)の軌跡と映画

インド

バケツと手桶の理由

インド名物、バケツと手桶 ツアー客が泊まるような5つ星ホテルではさすがに見かけないけれど、いわゆる旅人が普通に泊まるホテルやゲストハウスの浴室には、必ずといっていいほどこのバケツと手桶のセットがある。 こんな風に、シャワーヘッドがあっても蛇…

インド式消化のいいモノ、悪いものリスト

「咳してるんだから、海老はやめときなさい!」とか「今日は暑いから緑豆のデザートを食べなさい」とか、香港・台湾でさんざん鍛えられ、いわゆる中華式の「温」「熱」「寒」「涼」「平」といった薬膳に基づいた考えはある程度理解しているつもりだったが、…

泡立てネットバラバラ事件

ラジャスタン州ジャイプールのとある三ツ星ホテルに泊まっていた時の話。外出から戻ってみると、部屋の洗面所のレバーのところにリングで引っ掛けておいた泡立てネットが消えていた。 泡立てネットとはこんなんである。別に高いものでもないし、それこそ何か…

おすすめガイドプック

ガイドブックは分厚くて重い ひと昔前は「教科書」とも「命綱」とも呼んでいたガイドブックだけれど、最近はWIFIがあればすぐ調べられるのでその存在感が薄れつつある。基本、わからないことは現地で訊けばいいという考え方なので、持たなければ持たないでな…

メワールとマルワール

マルワリ商人のハヴェリ(邸宅) 最近、「Veer」という映画のことを書いたのだけれど、その中にマルワール地方というのが出てきた。いったいどこなんだよ? マルワールとメワールってカタカナ表記の違いだけで実は同じもの?私のようなインドと歴史素人はこ…

柔らかい飲物とOpen Shoes

2017-12-15 投稿者: 小僧 台北からサンフランシスコへの飛行機の中、配られたメニューには「昼食」「スナック」「朝食」の3つの種類の食事が記されていた。たった10時間くらいのフライトなのに3食!提供する乗務員さんにしたら「食事サービスが終わった…

旧パスポートの有効なインド・ビザ

前々から気になっていた旧パスポートにある有効なインド・ビザはパスポート更新後どうなるのか? の疑問。 WEBで調べてみたら「インド 古いパスポートに有効なビザが貼付されている状態で入出国できました」という記事を発見。でも 免責 ただし、この情報は…

ラマダンは始めも終わりも大切

ブータンのプンツォリンからインドへ戻る車のドライバーさんが、モスリムだった。おりしも「ラマダン」が始まったばかり、敬虔なモスリムの人は断食だけではなく水を飲まないだけでなく唾を飲み込むこともしないのだ。5月末のインドは1年で一番暑い時期だ…

アムラで若返り?

インド・ビハール州ブッダガヤでマーケットを回遊していたら、見たことのない果物のような野菜のようなものを発見した。見ためは梅の実っぽいのだが、梅よりも少し大きくてあれほど堅くない。 「これなぁに? 果物?」売り子に訊いてみたもののヒンズー語の…

プシュカルが教えてくれたこと

プシュカルはヒンズー教の聖地。インドでただ1カ所だけ、ブラフマー神を祀るお寺がある場所だ。ブラフマー神にはサービトリという奥さんがいたのだが、ガヤトリーという恋人を作ったため、サービトリは山のてっぺんに引きこもってしまった。そんなわけでブ…

ラダックのオンボさん

インドのジャンムー・カシミール州ラダックの町レーで『オンボ』という占い師に会いに行ってみたことがある。 ラダックにはいわゆるシャーマンや呪術師と言われる人と占星術師の2つのタイプの占い師がいる。シャーマンは男性ならば『ラバ』、女性ならば『ラ…

プシュカル、おいてけぼり

アジメール空港が『開く開く詐欺』でなかなかオープンしないので、仕方なくジャイプールとプシュカルをバスで往復することにした。 このバスはジャイプールとプシュカルをダイレクトに結んでいて、ジャイプールのシンディ・キャンプバススタンドからちょっと…

ラクナウの忘れ得ぬペンギン

インド・ウッタルプラデーシュ州の首都ラクナウに行った時のことだ。 Makhan Malaiというミルククリームから作った飲物をガイドさんに買ってもらって買い食いした。食べきらないうちにリキシャに乗るハメになったため、食べ終わったあとのプラスチック容器を…

シャワーは服を着て浴びる?

これは沐浴後にサリーやベールを乾かしているところなのだけれど、こうやって地べたにおっぴろげて乾かすのがラジャスタン風。いくらなんでも、これはないだろうと思って最初はみていたのだけれど、試してみると意外に早く乾くのですっかりクセに。日本に帰…

KAJALも下駄履き

KAJALはインドの伝統的なアイライナーで、印象的な目元を演出するだけではなく、目の疲れを緩和したり、瞳の保湿、まつげの育成を促す効果のある成分が含まれている。今はあちこちで既製品?が売られているけれど、もともとは家庭で作られており、その作り方…

なにがウェルカムなのか?

ダル・バティーの作り方

ラジャスタン名物のダル・バティ(Daal Baati दाल बाटी )の作り方を、習ってきた。ダル・バティとはざっくり言うと、全粒粉で作った焼き団子に豆のスープをかけて漬物と一緒に味わうもの。ラジャスタンではパーティーなどで、みんなでわいわい作るのが楽しい…

ジャイプール旧市街が戒厳令下に

妙にジャイプールのホテルのWIFIが繋がりにくくなったので、日本から持って来たルーターで接続しようと試みるも こんな画面が出たままビクともしない。仕方がないのでパスワードを入れ直したり、だましだましホテルのWIFIを繋げて日本とのやりとりをしている…

印度山日本寺

「いいですか。もし、誰かが日本語で話しかけてきても無視してください。あなたのガイドを知っているとか、友達だとか言われても信じないでください。現地の人とクチきかないでください」ブッダガヤのガイドさんから、厳重に言い渡されて許可された回遊タイ…

誕生日偽装

SNSでインド人の友人達のページを眺めていて、不思議に思ったことがある。休眠しているとか、ほとんど見ていないというわけでもなさそうなのに、毎年たくさんの寄せられている誕生日のお祝いメッセージにだけ、ほとんど本人が返信しないのだ。「あれ? 今…

ラクナウとUmrao Jaan

Umrao Jaanが実在の人物であったかどうかについては諸説あって、実はルスワーの母親だったとの説もあるけれど確証はない。 ヒンズー教徒は火葬して灰をガンジス川に流すのでお墓という概念がないのだけれど、もし実在の人物であれば当時完全にイスラム勢力・…

Ladakh⑩魔法のパンゴン・ツォ

盛大に雪の積もるチャン・ラに来てみると、意外にたくさんの車が足止めをくっていた。みんながみんなあそこで引き返した訳ではなかったというか、トイレ休憩に全員が停まって情報を仕入れたわけではなかったと言うべきか。 チャン・ラにはいわゆる峠の茶店の…

Ladakh⑨チャン・ラへ

山の上に雲うっすらだけど、だいじょーぶ!寒いけど、慣れてきたしマイナスじゃなーい!肉なし、卵なしのお弁当も持ったー!(いや、これ、昨日と何もかわってないんだけどね……)というわけで、パンゴン湖へ出発。 標高4250メートル、塩湖としては世界で…

Ladakh⑧へミスとサンガム

帰り道、インダス川とザンスカール川が交わる、サンガムというところで車を停める。インダス川はチベット自治区のマーナサローワル湖のあたりから始まり、ラダックを通ってその後、パキスタンに入ってカラチの近くのアラビア海に注ぐ全長3180㎞の川。こ…

Ladakh⑦いざ、パンゴン……えーっ!

「えーーっ、なんでー? あ、やっぱりウソ。昨日の夜、山酔いしたとかさっき言ったけどただの冗談だから!!」 一生懸命取り消したが、ガイドさんの「今日はヌブラ谷に行きましょう」は翻らなかった。ヌブラ谷はショヤク川の流れる広大な渓谷、谷といっても…

Ladakh⑥遠い夜明け

翌朝、目が覚めたらチョースッキリ。めまいも止まったようでふらふらもしないし、心なしかお腹もすいていた。 遠くの山の上には灰色のブランケットのような雲が広がっている。窓を開けて手を出してみると「さぶっ」だけれども、だんだん身体も慣れてきたので…

Ladakh⑤食べたら治らない

午後からだんだと気温はあがってきていて、8℃くらいにはなっていただろうか。観光後、レーのバザール(マーケット)を軽く歩いてみませんか? とガイドさんが誘ってくれる。せっかくなので連れていってもらったのだが、メインバザールのあたりはリノベーシ…

Ladakh④うわのそら

せっかく早朝に着いたのに、夕方までほったらかし? などと思うなかれ。レーは標高3500メートルの高地にある。高度に関しては比較的問題のない体質の私ではあるが、それでもなんらかの影響が出るということは、前回チベットに行った時の経験上わかってい…

Ladakh③ちょっと遠い感じ

はぁ? なんで? 朝7時、レーの空港に降り立った私はそのままくるりときびすを返し、乗ってきた飛行機で気温44℃のデリーに戻りたくなった。 レーの気温はマイナス1℃。降りただけで戦意全喪失である。寒くないはずの時期を選んで来たはずだったのに……。 空港…

Ladakh②結婚式は大イベント

踊り狂っているインドの結婚披露宴の様子を、何度か映画で観たことがある。実際に新郎が白馬にまたがって暗闇のなか町をウロウロしているのを見かけたこともあるが、それがなんなんだかよくわかっていなかった。 インドの結婚式はこんな具合。招待客をリスト…