ぼうけんこぞう

旅と冒険(回遊ともいう)の軌跡と映画

Sanam Teri Kasam

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ヒンディー映画「Sanam Teri Kasam」(2016)

配役:

Inder Parihaar役:Harshvardhan Rane ←テルグ映画の俳優さん ヒンディー映画は初
"Saru"ことSaraswati Parthasaarthy役:Mawra Hocane    ←パキスタン人の新人
Saru'の父親Jayram Parthasaarthy役: Manish Choudhary
Saruの母親役:Pyumori Mehta
Saruの妹Kaveri Parthasaarthy役:Divyetta Singh 
Saruの友達のちに婚約者Abhimanyu Shastry役:Anurag Sinha
警察官役:Murli Sharma
Inderの彼女Ruby Malhotra役:Shraddha Das
スタイリスト役:Vijay Raaz
Inderの父親役:Sudesh Berry 

ネタバレしない程度のあらすじ:

厳格なバラモンの家に育ったSaru(マウラー・フセイン)の父(マニーシュ・チョウドゥリー)は、同じカースト印僑もしくは海外へ出て行く男性でなければと娘の結婚相手に固執

Saruは黒ぶちメガネのぱっとしない容貌の図書館司書。10人もの見合い相手にすでに断られているのだが、姉よりも先の結婚を許されない妹からは早く結婚してくれないと自分の結婚相手に逃げられると急かされていた。

Saru一家と同じマンションに住むInder(ハルシュヴァルダン・ラーネー)は有名な弁護士の息子ではあるが、8年にわたる殺人罪の服役を終えたところ。経歴と全身の入れ墨、ケバい女性と階段の踊り場でキスをしていたりして、Saruの父親からは目の敵にされていた。

ある日、自分のせいで怪我をしたInderの手当てをするSaruをマンションのセキュリティーが目撃し、連絡を受けたSaruの父親がInderの部屋に駆け付けて誤解をし、激高した父は生きているのにSaruの葬式をあげて事実上の勘当をする。
行き場を失ったサルーはInderの助けで一人暮らしを始め、Inderの紹介してくれたスタイリストによって美しい女性に変身。Inderの入手した「バラモンで海外に縁のある男性リスト」を使って見合いしようとしたところに、友人のAbhimanyu Shastry(アヌラグ・シンハ)からプロポーズを受ける。
ところが、結婚当日Abhimanyuは結婚登録所に現れず、SaruがAbhimanyuの家に行ってみるとAbhimanyuの父親が出てきて
「父親から葬式をあげられて死んだことになっている娘との結婚は認められない」
と言われるが、その裏にあった真実は……。

小僧的視点:

 映画の中ででてくる「からくり」は、タイのショートムービーにもあった。


なかなか素敵なカラクリだなと思ったのだけれど、ここのところ図書館はバーコードでピッ!になりつつある。
古い本だとそのままポケットがついていたりするけれど、最新の本にはもうないんじゃないだろうか。洒落た恋の告白もデジタル化とともになくなってしまうのか……と思うとちょっと残念だ。

この映画を観るのははじめてなのに、驚いたことに映画に使われていた曲を3曲知っていた。というか、携帯に入れていつも聴いていた曲だった。「最近流行りのボリウッド音楽」みたいなのをダウンロードしたときに紛れ込んでいたのだろう。

 なんてせつない歌詞なんだろうと思っていたけれど、この場面で使われていたのかと逆に納得するようなていたらく。

 

ロケ地

撮影は南アフリカマハーラーシュトラ州にて。

 

ロケ地
Central Railway (Mumbai, Maharashtra)  

 もう1曲は大麻の入ったバング・ラッシーを飲んで酔っ払っているシーンで使われたこの曲だったが、映画を知らずに聴いていた身としてはソナム・カプールあたりがこの曲で盛大にはっちゃけているんだろうと勝手に勘違いをしていた。

駅のシーンで時計が映りこんでいるために、よくよく注意してみるとSaruがタイムトラベラーであることが判明する。

タイムトラベラー疑惑

 

Abuzar Khan's answer to What are some interesting examples of movie mistakes in Bollywood? - Quora

Scene 1: Harsh goes to collect ticket from ticket counter at 12:57 PM.

Scene 2: By the time he gets the ticket, it is 1:21 PM.

 

What?! 24 minutes to get a local train ticket even though there is no queue?. ............One can travel from Ghatkopar to CST in a Fast local in 24 minutes!

Scene 3: Meanwhile Mawra does time travel and appears at 9:34 AM.

Scene 4: She does it again! Now she goes back to 8:24 AM......I bet she is drinking some time travel potion.

これは笑った。(←ロマンス映画なのに、コメディー扱い)

 

 

ロケ地
 Central Library Cape Town (Cape Town, South Africa)

Saruが勤める図書館は、南アフリカケープタウンにあった。


 

 

ロケ地
Birkenhead House (Hermanus, South Africa)

予告編リリースの時に相当話題になったらしい、バスタブのシーン。
スイートルームで、21時間バスタブに浸かりっぱなしで撮影。
ひぃー、ふやける。

 

 

 

この映画が観られるサイト:

https://einthusan.tv/movie/watch/2886/?lang=hindi