Road to Ladakh
ヒンディー映画「Road to Ladakh」(2003)
配役:
Shafiq役:Irrfan Khan
Sharon役:Koel Puri
John Chako役:Milan Moudgill
ネタバレしない程度のあらすじ:
麻薬密売人のShafiq(イルファン・カーン) と、コカインを吸いつつひとり旅をするSharon(コエル・プリー)の物語。
危険なニオイのするShafiqに自暴自棄で孤独なSharonは惹かれ、呼び止められたインド軍の士官John Chacko (ミラン・ムドゥギル) に大した意味もなく「彼は私のボーイフレンドだ」と伝える。
二人の感情が高まっていく中、軍とJohnの捜査が進むものの「ボーイフレンドだ」とのたまうSharonの存在がそれを阻む。見捨てればShafiqが殺されてしまうことを理解したSharonは、Shafiqとともに行動して彼の任務を遂行させるべきなのか、それとも?
小僧的視点:
Leh Manaliハイウェイを行く約50分のショートムービー。荒涼とした風景の中、なぞの男とヤバイ感じの女性のスリリングなストーリーが繰り広げられる。
雨がまったく降らないため住人が雨を見たことがないされるKunzum峠で雨が降って道路が(砂なので)溶け出したり、テントが流されたり寝袋がビショビショになったり、がけ崩れでと、撮影はかなり過酷だったようだ。そうでなくとも高山病との闘いがあっただろうに、なんとIrrfan Khanは新しい映画会社のためにギャラ無しで参加している。
おまけにプロデューサーが製作費とともにドロンして、John Chacko役のMilan Moudgill が現地のお店から借りるなどのハプニング。がけ崩れで燃料が足りなくなったり、酔っぱらったドライバーがIrrfan Khanが運転していた車の窓をぶつけて壊したりと……どうなってるんだなインド映画。
ロケ地:
ヒマーチャル・プラデシュ州からジャンムー・カシミール州へと続くハイウェイにて。題名は「Road to Ladakh」なのだけれど、LehもLadakhもまったく出てこない。
この映画が観られるサイト:
Road to Ladakh (2003) Hindi in HD - Einthusan